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le petit atelier*

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冷えとり講座9-2*食事編 食品の性質



冷えとり講座9-2

食品の性質 冷やす食べ物と温める食べ物




冷えとり講座の続きです。

前回 食事についての導入編で 冷たい飲み物を控えた方が良い、
ということを書きました。

それは 食べ物についても 同じで、やはり
冷たーい冷奴よりも 温かい湯豆腐の方が体を冷やさずに済みます。


料理法の 温かい冷たい、は 分かりやすいのですが、

更に
食べ物自体に 体を温める性質のある食べ物、
体を冷やす性質のある食べ物があるのです!

食品の陰陽表1

これは わたしが冷蔵庫に貼っている 食品の陰陽表です。
(マクロビオティックの本についていました。)

表の真ん中が中庸
左に行くほど 冷やす性質が強く(陰性が強くなる)
右に行くほど 温める性質が強く(陽性が強くなる)なります。


極々簡単に解説をすると、

温かい地域で採れるもの(例えばコーヒーやバナナ、アボガドなど)や
日本でも夏が旬のもの(トマト、キュウリ、ピーマンなど)は
体を冷やす力が強いです。


身土不二 といって、その土地で採れたものを旬に頂いていると
自然と その時必要な働きのある食べ物を頂くことができるのです。


今の世の中は 真冬でも 冷たいトマトのサラダを食べ
お茶代わりにコーヒーをガブガブ・・・ という事が珍しくないので

少し そういうことを頭に入れておくだけでも 体調が違うと思います。



こういうことを知る前は 全く季節感が無かったわたしの食生活ですが
勉強しながら冷えとりを進めていると

不思議と 真冬でも使っていた トマト缶やトマトジュースを
全く使っていなかったことに気が付きました。

体がきちんと 季節にあったものを求めるようになるのですね*



食品の陰陽表2

食品の陰陽については 本当に奥が深いので
わたしも まだ 入口に立ったところなのですが、

そんな初心者のわたしが 最近自分で気を付けていることは

大豆製品の取り過ぎに注意する ということです。


菜食を始めると それまでのお料理に牛乳を使っていたのを
豆乳で代用することが非常に多くて、

白いお砂糖を使わないマクロビスイーツのお菓子作りや
お料理に 気付けば物凄い量の豆乳を使っていました。

毎週900mlの大きいパックを買っていたような…


表を見てみると 大豆製品の中でも 豆乳は陰性が最も強く、
同じように取り過ぎかなぁと思っていた 豆腐も中庸ではなかったので
これは 使いすぎに注意しなければ!と思いました。


今は お料理の場合は 雑穀でとろみ付けとまろやかさを出して
豆乳は少しだけ使うようにしてみたり、
お菓子には 半分はお水に変えたりとレシピを参考に量を控えています。



こんな風に
動物性じゃないから、イソフラボンが豊富だから、たんぱく質補給に・・・っと
そればっかり使ったりするのは あんまり良くないのだなぁと
経験から学びました。

自分なりのバランス感覚を大切にしたいです。



食品の陰陽表3


では 温める性質の食品は?といえば
卵 肉類 魚類 の動物性食品と 自然海塩 や味噌醤油などが中心です。


じゃあ体を温めるには 陽性の強い、動物性のものを食べていればいいのでは?
と思われますよね。。


ところが、これは そんなに単純ではなくて、(笑)

陽性が強すぎるものを食べると 体は中庸になりたくて
陰性の強いものを知らず知らず求めます。


例えば、
お肉 お魚のフルコースの後には お砂糖たっぷりのスイーツと
コーヒーが必ず最後に出てきます。

甘いものもコーヒーも 体を冷やす性質が強いのです。


何となく 感覚での話なのですが

陽性から陰性への移動が激しい体と
いつも中庸あたりにいる体とでは

後者の方が 落ち着いている感じがしますし、
そういう体の方が 心も落ち着くような気がします。






っということで 日本に住んでいる場合
動物性のものは 常食する必要性はなく、
全体の1割とか、ごくたまに頂くぐらいで良いとされています。



でも、実際問題として 動物性のものなしで 食事が成り立つのか?
最初は どうなんだろう??と思っていましたが

この頃は マクロビオティックの本に加えて
とても自由で 簡単で美味しくて・・・というベジレシピを
毎日発表してくださるサイトも増えて、

わたしは お家でお肉は まったく食べなくなりました。


しかも まったく 我慢もせず 120%満足の食事なのです!!

玄米むすび!

この食事、週に1度でも取り入れると
本当に 体が見違えて変化するのが
はっきりと自覚できるのではないかなぁと思います*



詳しい 食品の陰陽のことについては
ぜひぜひマクロビオティックの本などを読んでみて戴きたいです!!


とはいうものの、、
わたしは (自分は気に入って 菜食にハマっていますけれど)
食事については それほど 目くじらを立てて真剣にやらないでも

それこそ ゆるーく、
冬は夏野菜はやめておこうとか
バナナは夏だけにしておこう、とか
コーヒーも一日1杯にしておこう、とかにとどめて

一年中冷えとりの靴下や半身浴などを続ける、

っというのでも良いのでは と思います。


何しろ 食というのは そこはかとなく奥の深い世界なので
追及し始めると キリがありません。

何事も 思い詰めるのはよろしくないと思います。
心の毒になってはいけませんから*


知識を少しずつ増やしながら
心と体の気持ちの良いことを続けていこう、
そう思っています。



**


夫がお昼寝から目覚めました。

お休みの日、眠り病?!というくらい よく眠る彼で、
なんでかなぁ?と思っていたのですが 笑


安保先生の 免疫革命という本を読んで

平日は 交感神経(緊張、戦闘モード)をいっぱい使っているから
お休みの日に 副交感神経(リラックス)優位にして
バランスを取っているのだ!!

と気付きました。


だから 心行くまでリラックス出来るように
今はそっとブランケットをかけてあげるようにしています*



人の体は面白いです。

なんでもきちんと自分でバランスを取ろうとしています!


頑張ってくれている彼の体 自分の体に
感謝でいっぱいになります。。


**


食事編、まだまだ続きます。。。



*


長い長い記事を読んでくださって
ありがとうございます*



2008.6.28の日記より。


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